ロックマンの座右の銘は「女は度胸!」
〜プロローグ〜









「ユーモアセンス」というプログラムを知っているだろうか。



GBAロックマンエグゼ3で登場した機能、ナビカスタマイズ、略して「ナビカス」において
「きまじめすぎるナビに組み込んでLボタンを押してください」という説明をつけられて存在するプログラム。
ロックマンエグゼ3をプレイした人は、きっと経験したことがあると思う。


そのプログラムを組み込んだロックマンがしてくれる会話の中で、このようなものがある。





ロックマン:「いっしゅんだけ、ヘルメットを脱いでみようか?




は!? 何言ってるのこの子?! いまなんつった?!
メットを脱ぐ? え? あのロックマンの、あのメットを??

熱斗:「マジで!?じつは俺もずっと気になってたんだ!」

マジで?!
大馬鹿ヤロウ光熱斗!!
俺なんかロックマンのメットの中身が気になりすぎて
夜 も 寝 む れ ね ぇ 日 が あ っ た ぜ !!
 
てゆっかそんな提案をロックマン自身からしてくれる日がこようとは思いもしなかったぜ!!

嗚呼 万歳 わが人生よ! 生きててよかったヤッホーイ!!

本気?! マジ本気?! ねぇ君!!

ロックマン:「じゃあいくよ?」

ええ〜!! ま、マジだ!! マジで見せてくれるんだ!!
 マ ジ で 見 せ て く れ る 気 な の だ  こ の 子 !!!!
いいのかロックマン?!  てか いいのかカプコン!?
 こりゃちょっとサービスしすぎじゃねぇ!?(ハァハァ!!)



ロックマン:「いっしゅんだからね!」

















































ロックマン:「はいおわり!」
熱斗:「え!?」


え!?
ロックマン:「ハハ!じょうだんだよ、じょうだん!」

…………………………。












ロックマン…おいらは…おいらは…









君のせいで人間不信に陥りそうですよ!!




あのせりふを聞いた瞬間、Aボタン連打をとめて数分間、何回も文章を読み返した俺。

セイキの瞬間を鮮明な映像で見ようと、目薬をとりに走った俺。

集中して見れるようにと、用を足しにトイレにまで行ってきた俺。


その全ての努力は泡のごとく消え、
我が期待は風の前の塵に同じく かき消された。



そんな私をあざけるように笑うロックマン。

「ハハ!」じゃねぇすよ!!!!(泣)

熱斗君! ネット君!
このままでいいんすか、このナビ!!
おねいさんの期待を裏切ってまで、メットの中身を見せてくれないナビでいいんすか?!

貴様そんなに自分の頭が大事か!!!!!
貴様など…貴様など貴様など
豆腐の角に頭ぶつけてデリられろ畜生―!!!(ダッ!!)





…愛するがゆえに、その期待を裏切られた時の反動は大きい…。


この苦い思い出こそが、今回の妄想を始めた動機である。



戻ります!